この記事は22年12月26日発売の週刊少年ジャンプ掲載、ワンピース1070話までの内容を含みますのでご注意ください。
第3弾はポセイドン/しらほしの観点からジョイボーイに迫ります。しらほしがジョイボーイと直接関係あるわけではないですがルフィとの関係で推測できる部分はあると思うのでポセイドン/しらほし編としています。
前回までのまとめは
•世界をひっくり返すには、「ワンピース」、「ジョイボーイ」、「プルトン」、「ポセイドン」が少なくとも必要
•「ワンピース」か「ジョイボーイ」がウラヌスなのかもしれない仮説
•「プルトン」はジョイボーイにしか使えない(ニカの能力が必要)
•ラフテルに行くと「空白の100年」「Dの一族」「古代兵器」「光月家がワノ国を鎖国したこと」がわかり光月おでんはジョイボーイのためにワノ国を開国しなければいけないと気付く。またラフテルではジョイボーイは「ムギワラ帽子(多分)」と関連づけて説明されていて光月おでんはそのように認識している。
•ロジャーが大笑いしたのは、「世界をひっくり返せるジョイボーイは麦わら帽子の人間と説明されているけど、苦労してラフテルまでやってきてこれまで麦わら帽子を被ってきたっていうのにジョイボーイはオレじゃないのか。オレが古代兵器、プルトンを使えるわけじゃないのか。」が理由。
•空白の100年の最後にジョイボーイがなぜ成し遂げられなかったのかの理由は、光月家がワノ国を鎖国してプルトンを封鎖してしまったから。原因はジョイボーイと光月家の仲間割れ(意見の相違)。エネルギー源のミンク族を巡って。(予想)
です。まとめが増えてきていますがポセイドン/しらほしについて考えていきましょう。
ポセイドンとジョイボーイの関係で真っ先に思いつくのは魚人島にあるポーネグリフに書かれた謝罪文でしょう。ジョイボーイと800年前頃のポセイドンとの間に交わされた約束が守られなかったために作成された謝罪文。ポーネグリフに残されているということはジョイボーイはポセイドンに直接謝罪することはできなくて光月家に彫ってもらったものを誰かが魚人島に持って行ったことになるかと思います。ポーネグリフにする必要はあったんですかね。後世までに残したいものだったのか。
この守られなかった約束とは何でしょう。
しらほしの母である王妃オトヒメの願望は魚人島というかリュウグウ王国を人間と同じタイヨウの下へ移すことでした。ネプチューンはこのオトヒメの願望を数百年前の先祖の夢そのものだ、と言っていますので800年前のポセイドン達の夢と一致していると思います。そうするとジョイボーイが交わした約束はやはりリュウグウ王国をタイヨウの下に移すことだったと考えるのが自然だと思います。しかしそれは達成されなかった。
当時のポセイドンは海王類を動かす力を持っていました。なぜなら初代バンダーデッケンはその海王類を動かす力を求めてポセイドンに近づいているからです。
既に海王類を動かせる力を持つポセイドンとジョイボーイは約束を交わし魚人の国をタイヨウの下に移そうとしていたのに移せなかった。ということはポセイドンの力すなわち海王類の力だけでは足りなかったということです。
リュウグウ王国の言い伝えではその約束が果たされる時に方舟ノアが使われるとされていますので約束が果たされる時、リュウグウ王国の人々は方舟ノアに乗り海王類に引かれて移動していくのでしょう。それを海王類にに命じるのがポセイドン/しらほしです。
方舟ノアに関する疑問点は魚人族と人魚族を移動させるのに船必要なんでしょうかというもの。自力で海の移動なら出来そうですがジンベエの扉絵でも移動に潜水艇の様なものを使っていたので魚人や人魚でも長距離移動には船が必要なんでしょうね。
ここまでは約束が果たされればリュウグウ王国の人々が救われる、というお話です。
このシリーズでは世界をひっくり返すアイテムを挙げていましたがポセイドンは海王類を動かす力を持っていながら結局何もできていないしジョイボーイから謝罪もされているので時間軸的にはこう考えるべきでしょう。
まずジョイボーイがある程度世界をひっくり返す→その上でポセイドンが海王類を使ってリュウグウ王国を移す、という流れ。つまり世界をひっくり返すには「ワンピース」と「プルトン」をジョイボーイが使って成し遂げる。その後段階的にポセイドンが海王類を使ってリュウグウ王国をタイヨウの下に移す。
ポセイドンは世界をひっくり返す段階においてはさして重要ではないことになります。重要ではないというと語弊がありますがとにかくジョイボーイが最初に成し遂げることの方が重要だという意味です。
現代に視点を移しましょう。
ルフィとしらほしの約束ですがリュウグウ王国をタイヨウの下に移すという約束はしていません。2人が交わした約束は、「地上のお森をいっしょに散歩する」です。これが果たされることと方舟ノアを使ってのリュウグウ王国大移動はどうやって結びつくんでしょう。そしてそれはどうやってマダムシャーリーの予言(ルフィが魚人島を滅ぼす)とリンクするのでしょう。
魚人島を滅ぼしてリュウグウ王国をタイヨウの下に移し、移した先にある地上のお森でルフィとしらほしが散歩するってことになるのでしょう。
この「地上のお森」がどこなのかずっと考えてます。該当しそうな森がないんですよね。移転先として相応しくて森がある場所。候補は緑牛が草木を生やして復興中のワノ国くらいかな。お森については予想継続必要案件です。
このシリーズの①ロジャー編で世界をひっくり返すには、「ワンピース」、「ジョイボーイ」、「プルトン」、「ポセイドン」が少なくとも必要としていて、そのうちのポセイドンが必要な理由は海王類達が「今度はきっと上手くいく」と言っているから、としています。これって海王類達も何か期待していますよね。800年前上手くいかなかったことが上手くいって約束が果たされると海王類達はどう救われるのでしょう。海王類達が上手くいくと思っていることは、海王類達がノアを引いてリュウグウ王国を移すことだけが目的ではない気がします。海王類達にも何らかの利があることか成されるのだと考えます。それは想像がついてません。
今回までのまとめは
•世界をひっくり返すには、「ワンピース」、「ジョイボーイ」、「プルトン」が必要である程度成し遂げられた後「ポセイドン」がリュウグウ王国をタイヨウの下に移す
•魚人族、人魚族が救われるだけでなく海王類達にも何か恩恵があるはず
•「ワンピース」か「ジョイボーイ」がウラヌスなのかもしれない仮説
•「プルトン」はジョイボーイにしか使えない(ニカの能力が必要)
•ラフテルに行くと「空白の100年」「Dの一族」「古代兵器」「光月家がワノ国を鎖国したこと」がわかり光月おでんはジョイボーイのためにワノ国を開国しなければいけないと気付く。またラフテルではジョイボーイは「ムギワラ帽子(多分)」と関連づけて説明されていて光月おでんはそのように認識している。
•ロジャーが大笑いしたのは、「世界をひっくり返せるジョイボーイは麦わら帽子の人間と説明されているけど、苦労してラフテルまでやってきてこれまで麦わら帽子を被ってきたっていうのにジョイボーイはオレじゃないのか。オレが古代兵器、プルトンを使えるわけじゃないのか。」が理由。
•空白の100年の最後にジョイボーイがなぜ成し遂げられなかったのかの理由は、光月家がワノ国を鎖国してプルトンを封鎖してしまったから。原因はジョイボーイと光月家の仲間割れ(意見の相違)。エネルギー源のミンク族を巡って。(予想)