この記事は23年1月30日発売の週刊少年ジャンプ掲載、ワンピース1073話までの内容を含みますのでご注意ください。
ワンピース本誌最新の状況では革命軍によって救出されたバーソロミューくまがカマバッカ王国を飛び出してマリージョア麓のレッドポートからレッドラインをよじ登っています。
これマリージョアへ戻って戦うのか、はたまた娘であるボニーのいるエッグヘッドに向かう途中でレッドラインにぶつかり越えようとよじ登っているのか、どっちだ?と言われています。
今のところどちらかわかっていませんがベガパンク曰くバーソロミューくまは自ら自我を失う決断をした(1072話)、ということからボニー目的ではなくマリージョアへ向かってレッドラインをよじ登っていると考えます。
くまは何をしているのだろうか?
このブログでは最近ジョイボーイ考察をしていてワンピースに関する中間まとめまでしています。次はジョイボーイ考察レイリー編を書こうと思っているのですがレイリー初登場のシャボンディ諸島から魚人島編を読んでいるうちに最近のバーソロミューくまの行動があの人物と全く一緒だな、と思ってなぜ全く同じ行動をしているのかという疑問にぶち当たり考えてました。
そう、それはフィッシャータイガーです。フィッシャータイガーと全く同じ行動をしています。奴隷になった後逃げ出して下界に来たが再度マリージョアへ戻って暴れて奴隷解放したタイガーと全く同じ。
バーソロミューくまはフィッシャータイガーに影響されているのではないか?
ネットで検索するとどうも10年以上前からバーソロミューくまとフィッシャータイガー同一人物説とかいう考察があって非常に興味深いです。
今まさにバーソロミューくまがタイガーフィッシャーと同じ行動をしています。
しかしフィッシャータイガーの過去編を読むと奴隷解放した後世界を旅している中で奴隷だったコアラを故郷に送り届けたものの人間の裏切りにより死亡しているためバーソロミューくまとの接点は恐らく無いだろうと思われます。くまとタイガーを同一人物にするのは難しそう。そうなると何かから(誰かから)タイガーの意思を知って影響を受けたのではないかと考えられます。それが革命軍にいるコアラではないかという予想となります。
最近の本誌ではバーソロミューくまが痛みなどを取り出せるという描写と共に記憶を取り出せることも仄めかされています。(1072話)
ハックに連れられ革命軍に入ったコアラの記憶をバーソロミューくまは見ている、もしくは自我を失った上でコアラの闇の部分の記憶をくま自身の記憶にしている。そんな可能性があります。
コアラの記憶は壮絶なものだったと考えられます。奴隷時代の悍ましい記憶、故郷に帰った直後の魚人差別によるフィッシャータイガー襲撃の記憶。言葉にできない程の傷を負っていたのではないでしょうか。
そういったコアラの記憶を自分の能力で見てしまったバーソロミューくま。自我を失う決断をして奴隷解放のために人生を捧げることにしたと予想します。コアラは故郷までの旅路でフィッシャータイガーの英雄的行動を聞いていてその記憶がバーソロミューくまに引き継がれたと。
現在のコアラは奴隷だった過去など全く引きずらずサボ達と明るく元気に振る舞ってます。あんな過去があるのに明るく振る舞えているのはバーソロミューくまがコアラの暗い過去の記憶を取り出してどこかに隠しているためだと思います。
ボニー24歳、コアラ23歳。自分の娘を差し置いてでも奴隷解放しないといけないと思わされたコアラの壮絶な過去の記憶。
コアラの記憶が原因だとボニーが知ったら悲しむでしょう。娘の私よりコアラという娘のためかと。ベガパンクが理由をボニーに明かせないのはこれが理由なのではないかと思います。
バーソロミューくまはコアラ以外にも記憶を覗いている人物がいると考えます。ドラゴン、イワンコフ、革命軍幹部の記憶は見ているでしょう。それらがどう影響しているかはまた考えますがサニー号を守ったのはドラゴンの記憶と関係あるのではないかと思ってます。