この記事は22年10月24日発売の週刊少年ジャンプ掲載、ワンピース1064話までの内容を含みますのでご注意ください。
ちょっと前の記事で個人的ワノ国の未解決事項を書きましたが、そのうちの一つ、天月家って何?というものを深掘りしてみます。
天月トキ以外の天月家は未だに出てきていませんが、トキの両親は800年前のワノ国鎖国(壁を作って藤山の中腹に新ワノ国を作った頃)時にワノ国を出ています。両親はワノ国出身ということなので。
一体どこに行ったのでしょう?
ゾロの出身地シモツキ村はワノ国から出国した霜月家の一族が作った村ということでした。
それと同じくワノ国を出国した天月家の人々が作ったアマツキ村というのがワンピースの世界のどこかに存在するのではないか、と考えていました。
そしてそれはどこだろう?と。
何もヒントがないので正直言ってわかりませんでした。アマツキ村なんてないのかな、とも思っていました。
一方、ラフテルとかロードスター島には何があるんだろうともずっと考えています。ラフテルにはロジャーが大笑いする様なお宝があるというヒントくらいで他に情報はありません。ではロードスター島は?
クロッカスとイヌアラシとロジャーの話から、ロードスター島はグランドラインの最終地点、着いた後ログポースはどこも指さない、ポーネグリフ、古代文字とそれを生み出した文明の存在に気づく、見えぬ島ラフテルの存在を知ることになる島だと言われています。
どうやって知るのか?を考えてました。
古代文字でポーネグリフを作ったのは光月家。ワノ国の一族です。となるとロードスター島には光月家の末裔がいるのかなと考えましたが、ロジャー、おでんの回想には出てきませんし、もしロードスター島に光月関係者がいればロジャー達がおでんに会った時に光月おでんという名前から気づくはず。
他にもポーネグリフと古代文字や世界の秘密を知るギャバンが待っているとか火ノ傷の男が待っているとかも言われてますがあまりしっくりこないなぁと思ってました。それらを知っているのは光月家に近い存在のはず。しかも長い間ロードスター島にいる。光月家以外の他のワノ国関係者がいたと考えるのが自然ではないと。そう、ここに天月家の末裔がいるのではないでしょうか。そしてそうかここにあるのか、と思いました。
予想:ロードスター島(水先星島)にはアマツキ村がある
天月トキの両親は800年前になんらかの理由でワノ国から出国(おそらく避難だと思ってます)、ロードスター島で世界の夜明けを待っている。
天月家の末裔ならポーネグリフと古代文字のことは知っていておかしくない。グランドラインの最終地点に来た者にそれらを教えることが可能かと。
疑問点が1つ。
ロジャー達は天月トキと会っている点。船の上でモモの助と日和を抱いて赤ちゃんは懐かしいなぁとシャンクスとバギーの赤ちゃん時代を思い出しています。そこにトキはいた。天月家の人間だとわかればロジャー達がロードスター島で会った天月家と気づくのではないか?
この点はこう考えます。
天月トキはおでん以外の人間にトキとしか名乗ってない。天月という名字を名乗ってない。
こんなコマがあります。
ほら、白ひげに天月と名乗ってない。多分おでん以外には天月と名乗っていないのでしょう。疑問解消です。
しかしこの1コマ、巧妙だな、深いなぁと思います。ワンピースの物語の中に名前を聞いて答えるシーンてあまりなくないですか?敢えて描いている気がします。(予想が当たっている前提だけど)
トキからも考えてみます。
トキはアマツキ村(仮称)から出てワノ国を目指してました?なぜ?
おでんと会ってからワノ国入国後も目立ったことはしていなさそう。おでんと会って光月家と天月家の間に子を作る、ということが目的だったのかと思ってしまいます。本人もおでんと会って目的を果たしたみたいなことは言ってましたよね。
何回未来へ飛んだのかわかりませんが。
そうなるとトキの両親からそれを成し遂げる理由を授かっていそうです。
なぜ光月家と血縁を結ぶ必要があったのか?
モモの助を見ていると、ズニーシャと話ができる人物を産むため、なのかなと予想できます。
そうなると天月家は空白の100年を知り、世界をひっくり返したい一族ということで間違いない。ロードスター島にいてイヌアラシの言う役割を果たしても何の矛盾も生じません。
ではなぜ天月家はワノ国を出国する必要があったのでしょうか。ワノ国を出た理由は何だったのでしょう
天月家は藤山の管理をしていたと予想しています。藤山はプルトンと予想してますのでプルトンの管理です。プルトンを作動させるために象主と話ができるモモの助を産むため天月家は存続が必要でしたがワノ国にいては危険だった。世界政府に狙われていたとか。そうなってロードスター島に逃げ込みアマツキ村を作り、トキだけ未来に逃げ果せたのかな。
割と辻褄は合う予想かと思います。